昭和の巨匠・成瀬巳喜男の遺作となった傑作メロドラマ。交通事故の被害者と加害者の男女が、憎しみと愛情のはざまで揺れる姿を繊細に描いて涙を誘う。武満徹が音楽を担当。
監督:成瀬巳喜男
出演:加山雄三、司葉子、草笛光子、森光子、浜美枝、加東大介、土屋嘉男、藤木悠、中丸忠雄、中村伸郎、村上冬樹、清水元、左卜全
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乱れ雲 (1967)のあらすじ
妊娠中の若妻・由美子(司葉子)は最愛の夫(土屋嘉男)を交通事故で失った。裁判で無罪になった加害者・三島(加山雄三)を激しく憎む由美子。その後、過去を捨てた彼女は三島と再会。許しを乞う彼の誠意に、いつしか惹かれていく。
乱れ雲 (1967)のストーリー
江田由美子(司葉子)は幸福の絶頂にいた。通商産業省勤務の夫・宏(土屋嘉男)のアメリカ赴任が決まり、自身は妊娠していたのだ。しかしその直後、宏は交通事故で死んでしまう。宏を轢いた商事会社の社員・三島史郎(加山雄三)は裁判で無罪となり、宏の葬式に現れるが、由美子は史郎を憎んで追い返した。無罪になったものの、監督官庁の役人を死なせてしまった史郎は、青森支店に左遷されることになった。一方、由美子も夫の両親に籍を抜かれ、遺族年金も打ち切られて生活に困り、十和田湖の実家に帰らざるを得なくなる。由美子は義姉(森光子)の経営する旅館で働き始めたが、そこで三島と再会するのだった。

